加齢臭は皮膚科で診てもらえば良いの?
加齢臭は皮膚科で診察が受けられる?
朝起きたら体が臭う、枕が臭い、など自分で加齢臭に
気付くことがあります。 人は自分のニオイには鈍感
ですから、自分で気付くということは強いニオイが出て
いると思われます。
家族に臭うと言われて気付くこともあります。
家族に指摘されるということは、周りの人にもニオイに
気付いているでしょう。
余りにも加齢臭のニオイがきつい場合は、病院で診て
もらうのも良いと思います。
加齢臭を専門に診察しているという病院を聞きませんか
ら、何科の医師を受診すれば良いか悩むところですよね。
頭や脇が臭う場合には、皮膚科を受診するのが良いと
思います。
ワキガや多汗症が原因で臭いがしているのかもしれませ
んし、脂漏性皮膚炎が原因かもしれません。
脂漏性皮膚炎は、皮脂腺が多く皮脂の分泌の多い頭皮、
顔、脇の下などに起こる皮膚炎で痒みを伴い、赤くなっ
たり、肌がカサついたりします。 放っておくと慢性化
し再発を繰り返すことが多く、皮脂が酸化されて加齢臭
のようなニオイを発生させます。
これらのニオイが加齢臭と間違えられたり、加齢臭と混
ざることでニオイがきつくなっているかもしれません。
どこが臭うのかわからない場合には、内科を受診してく
ださい。
体臭の原因が内臓疾患の場合があるからです。
糖尿病だと甘酸っぱいニオイになり、腎臓や肝臓の疾患
の場合だと尿のようなニオイになり、胃腸の疾患の場合
だと卵の腐敗臭がするのです。
病気が原因のニオイだと大事になりかねませんので、
原因がわからないニオイの場合には内科を受診してみて
ください。
自分で行う加齢臭予防!
加齢臭を予防するには、皮膚を清潔に保つことと、
加齢臭の原因物質の発生を抑えることが重要になり
ます。
毎日お風呂に入って体の汚れをしっかり落としたり、
汗をかいたらこまめに拭いたりすることで肌を清潔に
保ちましょう。
加齢臭の原因物質の発生を抑えるために、ストレスを
溜めない、適度な運動を行う、脂っこい食事を減らす、
ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質を含んだ
食べ物を摂取する、といった生活習慣を見直すことで
加齢臭を予防してみましょう。